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朝凪がSSに挑戦するようです
- 1 :朝凪 ◆diNsmrVb5Y:2013/07/26(金) 00:35:17 ID:XX4w/wW2
- ※SS…ShortStory
※基本俺が小説(?)を書いていく感じ。
※感想、指摘等大歓迎。荒らしはやめてね。
※「貧乏ズルッグの金稼ぎ」の続編だったりする。ただ貧マリとは別。
では>>2から
- 121 :朝凪 ◆diNsmrVb5Y:2013/08/10(土) 22:40:47 ID:XX4w/wW2
- 「暇じゃないと言ったら嘘になる」(>>46)。
それは俺を待つべき人がその時に殺され、いなくなってしまったから。
俺は暇を強いられたのだ。
場に思い空気が広がる。
「…その竜は本当にポケモンだったんですか?」
蟹味噌が聞く。
「ああ…これがポケモンというものだ、てあいつ自身が言ってた。
ポケモンは人間を襲う害獣。お前らが何を考えようがこの事実は消えない」
「…でもっ!」
明日菜が叫ぶ。と、その時。
草むらからあらゆるポケモンが出てきたかと思うと、みんなが明日菜に甘え始めたのだ。
「…明日菜さんて、本当にポケモンに懐かれやすいんですね」
蟹味噌が感嘆する。
「…はぁ」
俺はため息をついた。全員の視線が再び俺に集まる。
「…でも、明日菜に懐くポケモンを見てると…あの事件を忘れそうになるよ」
「…確かに獰猛なポケモンも存在するのかもしれない。時には人殺しもいるのかもしれない。でも…」
ネギとろがここまで言い、
「ポケモンは本来人と分かり合うはずの生き物。それを忘れてはいけないんです!!」
綺麗事王子が綺麗事で締めくくる。まあ今回はいいけど。
「…少なくともここにいるポケモンは悪いやつじゃない。明日菜を見て分かったよ」
「私もそれを伝えたかったの。でも私が言う必要はなかったわね…ね♪」
明日菜の周りにいるポケモンがいっせいにうなずく。
…だとしたら俺の両親を殺したあの竜は一体…?
「朝凪さん。ちょっといいですか?」
蟹味噌が言った。
「あ?」
こんな時になんなんだ?
「…少し頼みがあるんです。政府絡みの…ね」
〜第1章 始まりは苗木 完〜
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2ミリ秒